赤い月の救世主2-2

OP4 林間学校までの道のり

一樹:えーと、俺達は何班なんだ?
GM:「うさぎ3班でしたっけ」(一同爆笑)
渚:なんで高校生にもなってそんなファンシーな班名なんだよ!
GM:「あれ、青銅パンダ班でしたっけ?」(一同爆笑)

 ちなみに青銅パンダとは内村一樹のコードネームである。

GM:まあパンダ3班ということにしておきましょう。あなたたちがキャンプの準備をしていると、向こうから見知らぬ女の子と共に、御堂姉妹がやってきます。「こんにちは~」
一樹:こんにちは。
GM:「えーと、ウッキー先輩でしたっけ?」(一同爆笑)
一樹:もう、それでいい(笑)。それよりも後ろの子は?
GM:うむ、名前を入力してくれ(笑)。

 紆余曲折の末、少女の名前は沢渡巴となる。

GM:巴は御堂姉妹より前には出ずに、「沢渡巴といいます」とだけ言います。大人しいというよりは、無口系という方がいい感じですね。髪はショートカットでスポーツができそうな感じです。「巴ちゃんは、バスケ部のエースなんですよっ」と御堂姉妹が言うのに対して、ちょっと頬を赤く染めて言います。「そんなことない。先輩達が下手なだけだから……」(一同爆笑)
一樹:ちょっと待てぇぇぇぇ!(笑)
静華:そこはかとなく、黒いですね。

 一同はそのちょっと危険な言動に面喰らうが、巴は淡々と挨拶を続ける。りりとるるによって、全員が名前を把握し、いざ10人乗のマイクロバスで出発となったのだが。

GM:「では五十嵐先生、運転はお願いしますよ」(一同爆笑)
春人:ちょっと待ったぁぁああああ!(笑)
GM:しかし先生はすでにいない(笑)
春人:う、仕方ないか……。
一樹:俺は神和のそばの席を確保しよう。
GM:するとそこのあたりには、すでにほのか、りり、そしてるるがいますね。さらに巴が声をかけてきます。「あまり傍に行くと、お二人の邪魔になると思いますがそれに先輩はどうやら乗物をしやすいようです。前の席のほうがいいと思われますが」
一樹:そうだな、それじゃあ前の方に行こうか。でも話し相手がいないと寂しいから、沢渡さんも一緒に前に座ってくれるかな?
GM:「わかりました」
一樹:そうか、ありがとう。
渚:それはともかく、俺はこの包囲網をどうすればいいんだ(笑)。
静華:私はあいている席ということで……。運転手のそばの席しか空いていないですね。
GM:ではその様子を見て、御堂姉妹が「あ、静華先輩がバスガイドさんの席に座ってるー!」「じゃあ道中の案内は静華先輩にしてもらっちゃおー!」などと騒ぎはじめ、はやくも盛り上がってきました。
春人:じゃあそろそろ出発しよう。みんなシートベルトはしめたかー?
GM:ではそれを受けて、ほのかは言います。「ではみなさーん、ちゃんとシートベルトが締められたか、器用度で判定してくださーい」(一同爆笑)
渚:シートベルトも締められない器用度ってどんだけだよ!(笑)

 ここで見事渚がファンブル。締めていないのは彼だけのようだ。

GM:ほのかは一つ溜息をつき、びしっと指さします。「一人だけ……ちゃんとシートベルトをしめてくれない子がいます!そんな悪い子には……そうだ、皆で何かいい罰ゲームを考えて、渚さんにこなしてもらいましょう!」(一同爆笑)
一樹:こうしたらどうでしょうか。このままだとカーブなどで危ないので、ほのかさんに神和を目的地まで抱きとめておいてもらうということで。
GM:「うーん、でもそれだと罰ゲームになりませんからねぇ」
渚:十分罰ゲームだ……。
GM:ではそれを聞くと、ほのかは目をすっと細めます。「ふぅ~ん、それじゃあ罰ゲームに十分なるようなので、私がずっと抱きついているということで!」
渚:内村……覚えておけよ。
春人:よーし準備はよさそうだな。出発だ~。

 そして走り出すマイクロバス。ほのかががっちり抱きとめているせいか、カーブでも何事もなく、一行は順調に目的地へと近付いていく。

一樹:このあたりで隣の巴に話しかけよう。いやぁ、相変わらずあの2人は楽しそうだねぇ。
GM:「あれが楽しそう?私にはそうは見えませんが……」
渚:死んだ魚のような眼をしているぞ、俺は(笑)。
GM:「そもそも私はあまり楽しいとかそういうことは興味がありませんので」
一樹:なるほど、じゃあこうやって話しかけられるのも迷惑かな?
GM:「そうですね」迷うことなく巴はそう言い切る。表情は一切変わらない。

 沈黙に支配される2人、ほのかに抱きつかれて意識を飛ばす渚、運転に集中する春人、2人ババ抜きに夢中になるりり&るる、彼らの様子を見て微笑む静華等、それぞれのスタイルで道中を楽しむ。数多くあった急カーブも、春人の運転能力によって無事に通過し、一行は林間学校を行う場所へとたどり着いた。

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赤い月の救世主2-1

オープニング1

GM:そんなわけで赤い月の救世主第2話です。前回の話は覚えてますか?
一同:なんとなく。
GM:具体的に(笑)。
一樹:ボスが自爆した。
春樹:最後にそれっぽいセリフがはいった。
GM:よし、理解度はよくわかった(笑)。場所はアンゼロット宮殿だ。渚を除いた3人はそこでアンゼロットと向かい合って座っている。「皆様お疲れさまでした。どうやら彼の覚醒は今のところ悪い方向へとは向かっていないようですね」
渚:ずいぶんマトモなアンゼロットだな。

 だから今回のアンゼロットはまともなんですってば!

一樹:覚醒したというよりはさせられてしまった、という言い方のほうが正しいとは思いますが、それでも悪い方には向かっていないと思います。
春樹:あとはその力を誤った方向に使わないようにしてやるだけ。そしてそれこそが俺達のもう1つの仕事ですからね。
GM:「そしてそれこそが私の依頼でもありますしね」口調こそ少し厳しめですが、渚の今の状態に満足しているらしく、アンゼロットの表情は穏やかです。
静華:このまま穏やかにいってくれればいいのですが……。
GM:その言葉でアンゼロットは表情を引き締めます。「それが最良ですが、すでに襲撃者も現われている以上、それは難しいでしょうね。魔王クラスのエミュレイターが現れてもおかしくない、それだけの力を神和さんは秘めているはずです。並魔王程度なら貴方達がいれば十分でしょうが……」
一樹:並魔王かよ(笑)。買いかぶりすぎだとは思いますが、最善は尽くします。
GM:「ええ、貴方達に託します」

オープニング2

GM:そんなやり取りがアンゼロット宮殿であってから数日後。「渚、朝よ~」と階下から声がかかります。「ほのかちゃん、きてるわよ~」とニヤニヤ。
渚:スルーだスルー(笑)。飯でも食って待たせよう。
GM:するといつ間にか目の前に座っているほのか。大荷物を持ってニコニコしています。
渚:なんだ、その荷物は。
GM:「いやですね~、渚さん。今日から林間学校じゃないですか」(一同爆笑)
渚:聞いてねえよ!(一同爆笑)

 いや、ひどい展開ですね(笑)。

GM:ではその言葉にほのかはむーっとした顔をします。「何言ってるんですか!2年生は修学旅行で、1年生と3年生は合同で林間学校へ行く。これはもはや常識ですよ!」
春人:ということはあの2人も一緒ということか(笑)。
渚:やれやれ、どんなことをやるんだろうな。
GM:「そりゃあ輝明学園の林間学校といえば、さまざまなサバイバル知識を試されたり、孤島での殺人事件を解決したりと、そりゃあ数々の逸話がありますからねっ!」等といつのまにか登校シーンになっていますが、道すがらそういう話をしているということで。道の途中でいつものように、りり&るるのタックルシーンなども入りますが、それは割愛ということで。
渚:まったく相変わらず元気な奴らだ。
GM:「それはそうですよ、先輩!知ってますか?」「1年生と3年生の同じ組同士が、組んで色々やるみたいですよ?「なので同じ1組の私たちと先輩達は」「一緒に行動することになるわけでーす!」と交互にりりとるるは言います。
渚:なんてご都合主義だ……(笑)。
GM:「あ、そういえば1年生が3人と3年生から5人の合わせて8人で班を作るみたいですねぇ~」とほのかが言います(笑)。
渚:なぜだろうな、行く前から班が決まってる気がするよ(笑)。
GM:「それはもう、私と渚さんは同じ班ですからね~。渚さんが仮病で早退した日に決まったんですよ~」
渚:勝手に決まってる上に、仮病だってばれてるのかよ!(笑)。
GM:まあそんな風に楽しく登校したところで、次のシーンに行きましょうか(笑)。

オープニング3

GM:場所はちょっとだけ変わりまして、朝のホームルーム。全員参加でお願いします。教壇には担任の先生が満面の笑顔で仁王立ちしています。「みんなおはよう、今日は待ちに待った林間学校だぞ!」というと、一部を除いたほぼすべてのメンツから歓声が(笑)。「班はあらかじめ作っておいてもらった通りだが、神和の班だけ1人少なかったな。喜べ、特別ゲストとして五十嵐先生がお前達の班のメンバーになる!」(笑)。
春人:強引な展開だが、よろしく頼むな。
一樹:そういうわけでよろしく頼むな、神和。
GM:ほのかも嬉しそうにうなずきます。「よろしくお願いしますね、ウッキーさん!」
一樹:その猿みたいなあだ名はやめてくれるかい?
GM:「んー。じゃあウカズキさん!」(一同爆笑)
一樹:普通に一樹でいいんだが……。
GM:「だめですよー、私が下の名前で呼ぶのは渚さんだけなんですから」と頬を赤らめて(笑)。
静華:まあ、仲がいいのはいいことですね。

 こうして楽しい林間学校へと一行は出発。移動中には特に何事もなく、目的地へとたどり着く。そこで彼らを待つものは……。

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赤い月の救世主1-8

ミドルフェイズ6 3人、動く。

GM:ではこのあたりで、残り3人の情報収集のターンにしようか。基本的に渚は登場不可で、静華と一樹、春人でどんなことをどんな場所で調べるか決めてください。

 しばし相談した後、まずは春人が情報収集をすることになった。
 御堂りりとるるについての情報を教師たちから集めるが、勉強も運動も得意な優等生で、しかも御堂財閥の令嬢である、という程度の情報しか手に入れられなかった。
 これは、ほのか、りり&るるのそれぞれの様子を見るしかない、と3人で相談した結果なったが、誰がどこを担当するかということでしばし相談。

GM:では放課後だ。まずは一樹からということだけど、誰について調べる?
一樹:ほのかを調べたい。普段は渚と一緒だから、どうにか2人が一緒じゃないところを狙って。
GM:それじゃあ屋上で一樹はほのかを見つける。どうやらりりとるると話をしているようだね。
一樹:じゃあ隠れて様子を伺おう。

 しかし隠密判定はまさかのファンブル。幸運の宝石は使ったものの、非常に低い達成値となり、3人に気付かれてしまう。

一樹:気付かれたようなら、にこやかに3人に近づいていこう。あー、ごめん邪魔しちゃったかなぁ。
GM:それにはほのかがにこやかに答える。「そんなことないですよ~」
一樹:真剣な顔で話をしていたから邪魔しちゃ悪いと思って。今、時間はあるかな?神和のことで少し話を聞きたかったんだけど。
GM:それを聞くと、りりとるるは立ち去ろうとする。「すいません、私たちは用事があるので~」
一樹:とめる理由はないな。見送ってほのかと話を続けよう。
GM:するといつの間にかほのかもいない(笑)。
一樹:何!?いつの間にっ!(笑)。
GM:まあハズレルートってことかな(笑)。シーンを移そうか。

GM:次は静華と渚と春人の会話のシーンだね。時間はもう夜だね。白い月明かりが照らす中、3人で会話をしている感じで。
春人:まずは神和の治りきっていない傷を治します。味方であることをアピール(笑)。そして本題のウィザードについての話を始めます。
渚:昨日あんなこともあったしな。基本的には話を信じよう。
静華:ウィザードの力は危険です、あなたにはそれを理解してもらいたい。
春人:そう、大きな力は得てして闇の者を引き込みやすい。神和にはそれを理解していてほしい。
渚:昨日のように……か?
春人:ああ。それにきっとこれからは、もっと強く、そして卑劣な方法を用いる者たちも増えてくると思う。
静華:あなたの力は普通のウィザードとは少し違う気がします。それが理由で何かを惹きつけているのかも……。
春人:だがそれだけ何かをすることができるということでもある。少しずつその力を解明していって、世界を守るために使っていかないか?
渚:それには自嘲的に答える。こんな力……ただ何かを壊すことにしか使えない。
GM:「その通り!」渚がそう言った直後にそんな声が響き渡り、君たちの周囲が月匣によって塞がれる。
春人:くそ、エミュレイターか!

 3人の前に現れたのはエミュレイターとしか思えない存在。しかしやはり。
 赤い月は、出ていない。

クライマックスフェイズ

GM:登場した黒マントは声を張り上げる。「渚さん、君のいうことは正しい!その力は何かを守ることに等使えない。ただ破壊するためだけのものです!」
渚:お前も俺を取り込むために説得しようってクチか?
GM:黒マントは口元を歪める。「いえいえ、そんなつもりはありません。あなたはただ黙って我々に協力してくれればいい。そこに貴方の意思など必要ないのです。貴方はただ、貴女であればいい。それが、望みですよ」そう言いながら右手を掲げると、地面が隆起し黒い剣士と、ゴーレムが現れる。「渚さんだけは生かしなさい。あとの2人は好きにしなさい。渚さんも生きてさえいればいい」そう言うと黒マントは身を翻して去っていく。
春人:くそっ、待てっ!
GM:その前に立ちはだかる黒い剣士。「悪いが、ここで死んでもらおう。たっぷりといたぶってやるぜ……?」
春人:悪いが、俺の生徒なんでな。手出しはさせないよ。そして渚の方を向いて言う。神和、あいつの言ったことは気にするな。力のというのは所詮手段だ。大切なのはそれをどうやって、どのように使うか。お前が守るために使いたいと思えば、それはきっと守るための力になる。
静華:そして、何もしないことは……もっと辛くなると思う。
渚:くそっ、俺は……。

 渚の葛藤を余所に、戦いは無情にも始まる。
 一樹はほのかを抑えていたので戦場には少し遅れて3ラウンド目の頭に登場する予定。まずは3対2で戦いは始まった。

渚:まずは俺からか。GM、相手は明らかに敵対してくるんだよな?
GM:そうですね。悪意むき出しであなた方に迫ってきます。
渚:うーむ、そういう奴にさっそうと立ち向かうのは主人公っぽいが、こいつだからなぁ。まずは様子をみているということで。まだ自覚もいまいちないし。
春人:まずは≪啓示≫を使用します。神和を守るという目的を重視。
静華:私はゴーレムを攻撃します。命中はクリティカル。
GM:無理無理当たる。
静華:ダメージもクリティカル。通ったならさらに≪収奪≫します。
GM:ぐっ、かなり厳しいが、まだ生きてるぞ。こちらの反撃。春人に遠距離攻撃だ!
渚:それには俺が≪フォースシールド≫。何か考えたわけではなく、とっさに使っている。
春人:それならなんとかなりそう。重傷にはならないです。
GM:次は剣士。銀色の剣を静華に振り下ろす。命中は23だね。
静華:避けられません。
GM:すると君の体に当たる瞬間剣は形状を変化させ、防具の隙間に入り込むように突き刺さる。防御を0にして判定してくれ。
一同:な、なんだってー!

 とんでもない特殊能力に驚愕する一同。仮称≪超☆死点撃ち≫とでもお呼びください(笑)。

GM:ダメージはかわいく22発。
静華:かわいくありません(笑)。出目で減らして重症一歩手前です。
GM:「次はお前だ」と渚に向かってニヤリとする剣士。
渚:それを見て体が勝手に動く。≪ウェポンフォーム≫でぶん殴ろう。命中は16、当たれば36発だ。
GM:ぐ、それは痛そう。あ、クリティカル(笑)。弾いた!「ふはは、お前の守る力などその程度。破壊することこそおまえの本質よ!」
渚:くそ、クリティカルで弾いただけのくせに(笑)。

 そんあこんなで第2ラウンド。≪啓示≫の効果でのきなみ行動値がアップした2人は、当然のように2回行動。しかし剣士もGMの出目パワーで2回行動をゲット。
静華:剣士に攻撃。命中は17で、ダメージにはプラーナ使用!ダメージはクリティカルして47発に加えて最後の≪収奪≫!……ファンブル(笑)。
春人:それには≪神性加護≫。さすがに回復されるのはマズい!
静華:助かりました。それなら9点追加でダメージ!
GM:その攻撃はさすがに弾き切れずに、少し後退する。今度は渚の方に向き直りアタック!あたらねぇ~!
渚:たしかにそれじゃあ当たらないな(笑)。ではそれにカウンターするようにこちらの攻撃。命中は31だ。当たればダメージは36発だ。
GM:ちびちびと削られるなぁ。こっちの攻撃は全然通らないしなぁ(笑)。

 このあとの攻撃でもPL側がちびちびと削り、GMの攻撃は防御魔法で弾くという展開が続き、ついに待望の純前衛が追加される。
 しかしPL側の命中の出目が振るわず、逆にGMの出目が少しずつ良くなってきたため、少しずつ追い込まれていく。

渚:勝負をかけるしかないな。プラーナを全開使用して、ゴーレムを倒す。頭数だけでも減らさないとマズい。

 そし渚の一撃はゴーレムを粉砕したが。

GM:じゃあ≪自爆≫。絶対命中で30スタートだぞー(笑)。34発だね。
一同:ふざけるなああああああ!(笑)。

 はっはっはっ、敵データとそれをいじる気のない俺を恨んでくれなさい。

静華:あ、弾きました(笑)。
一樹:≪幻想舞踏≫で耐えた!
渚:俺もなんとか生き残ったぞ。
春人:ま、マイナス8になりました。生死判定は成功。少し内包値が減りましたが。

 そして。剣士は自爆に巻き込まれて哀れお星さまになりましたとさ。なんて様にならない最期だ(泣)。
 そして悲しそうな人がもう1人。

春人:俺は登場して殴られて終わりか!(笑)

 次回は見せ場を用意するから勘弁な(笑)。

エンディングフェイズ

GM:まあ剣士はすさまじく様にならない死に方をしましたが、それはさておき。春人がとある絶滅病院に運ばれたところからエンディングだ(笑)。
一樹:全然とあるじゃねぇ!(笑)
渚:まさかあんな奴が現れるなんて、な……。
一樹:あらかたの話は聞いていると思うが。これが今の世界の現実だ。あれが、世界の敵。
春人:ベッドから身を起こしながら言います。そして俺達はああいう奴らからこの世界を守っている。
渚:……。
一樹:神和、君に守りたいものはあるか?もしあるとしたら、そこで右手を差し出します。僕たちと一緒に戦おう。
渚:その右手は取らない。俺は俺のために戦う。その時たまたまお前らと同じ目的になれば、それはそれでいい。
一樹:そうか、わかった。だが、何かあったら僕たちを呼んでくれ。

 一樹のその言葉に渚は返事をせず、病室からでていった。

一樹:アンゼロット宮殿に戻って報告しようか。すみません、神和をこちらの協力者とすることはできませんでした。
GM:それに対してアンゼロットは優しく微笑む。「いえ、それでも神和さんがエミュレイターに傾倒するという最悪の事態は避けられました。それだけでも十分と言えましょう。ただ貴方達には引き続き彼の護衛をお願いしたいのですが、引き受けてくださるでしょうか?」
春人:ええ、このままでは消化不良ですしね。
静華:それに彼の生活、守ってあげたいですしね。
GM:「ええ、そして彼が守りたいものはきっと、あの日常ですからね……」

 4人の視線の先にはスクリーン。そして映し出されているのは一方的に、ほのか、りり、るるにじゃれつかれて迷惑そうにしている渚の姿だった。

               第1話 完


 こうして、俺の3連休を使ったテープ起こしは一段落した。
 しかし、何もしていない連休であった。こういう時間を使っていろいろやれればいいんだろうけど、金があるとか、周りに何かあるとかないとなぁw
 つくづくTRPGってのはいい時間潰しの遊びだったとおもうわけで。
 まー明日からまた4日間耐えるとするか・・・w

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赤き月の救世主1-7

ミドルフェイズ5 いつもの、朝

 渚にとってはあまりに長く、そして大きな1日が過ぎ、そして当然のようにいつもの日常がはじまった。しかしそれは今までと同じでありながら、あまりにも大きく違った。

渚:俺は目立たないように包帯を巻きながら、いつものように登校する。
GM:「渚さん、3分遅刻ですよっ!?」いつものようにかけられる、ほのかの声。彼女は目ざとく渚の包帯を見つけて言います。「渚さん、そのケガは……」
渚:心配するようなことじゃない。いつものことだ。
GM:「ほほう、それは……お盛んですねぇ」
渚:意味はわからんが、誤解してくれているならばそれでいい。
GM:そんな渚の様子に気付いてか気付かないでか、いつも以上に元気な声で宣言します。「それでは今日の修練を始めましょう!!」

 そんなこんなで2時間ほど付き合わされる渚であった。

GM:「いい汗かきましたね~」と涼しい顔で汗をぬぐうほのか。いつも以上に元気な声でぐいっと渚に詰め寄ります。「渚さん、今日の放課後は暇ですかー?」
渚:今日の放課後は、アイツらからウィザードとやらについて話を聞くことになっていたはずなので、断るぞ。悪いが用事がある。
GM:「そうなんですかー、用事ですかー」
渚:なんだ、何か用事か?
GM:「いえー、な、なんでもないんですよー?あ、私今日も愛妻弁当を作らなくちゃいけませんので、それではっ!」と止める間もなくほのかは自転車で去ってしまいました。
渚:まったく慌ただしいやつだ。

 しかしこの時渚は、ほのかの様子がおかしいことにきづいてやれなかった。彼女がこの時何をしたかったのか、それがわかるのはもう少しあとのことである。

一樹:ほのかが去ったのなら、入れ替わるように登場しよう。「朝から精が出ますねぇ」
渚:相変わらず胡散臭いやつだ。
一樹:「そうですかね?それはともかく、少々顔色が優れないようですねぇ?まあ、今日の放課後、お忘れなく。それでは」

 なぜこいつはこんなにも悪役喋りなのか。声音は完全に悪役のそれである。
 そして彼は何のために登場したのか、それは永遠の謎。

GM:そして渚が二度寝した後、ほのかがいつものように起こしに来ます。「渚さん起きてください、今日もナイス朝ですよー!」
渚:朝なんていつも同じだろう。
GM:「チチチ、朝は毎日違う朝なんです。いつも当たり前に来るとは限らないんですよ?」と言うほのかに起こされて、渚はいつものように登校するわけです。
渚:まだ体の節々が痛むな。
GM:ではそんな渚さんに後ろからナイスタックルが(笑)。
渚:普段なら軽くよけるんだが、今日は怪我痛みで一瞬反応が遅れて、喰らってしまう。
GM:「おおー、りりちゃん、タッチダーウン!」と、るるの実況が入った後、2人で心配そうに駆け寄ってきます。「先輩、お体の調子が悪いんですか?」とハモりで。「2人とも、渚さんはいつものアレ、ですよ~」「ああ、なるほど……」
渚:PL的にはすごくそのアレが気になるが、無視して歩くぞ。

 慌ててついてくる3人。これがいつもの日常。渚はそれを、噛み締めた。

 久し振りにうp。削る前は分量3倍くらいあったが、あまりにどうでもいいので削った。
 久し振りにテープ聞いた感想。
 やっぱ、俺のほのかきついわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 PLの人たちよくこれに耐えたね。お前ら偉いよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 ちびちびでも書いていけるようにがんばります。
 リプレイ書くのは赤月なんですが、歩いて遠く行く時の暇つぶし用に、わざわざウォークマン買って、歌姫シリーズ聞いてるんですが。こっちもきついねー。ってか蒼猫さんはすげーや。是非そのうち続きをやりましょうねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 赤月シリーズは俺の痛さ、歌姫シリーズは蒼猫さんの悶絶っぷりを楽しむんだなぁとしみじみ。
 いや、俺は前者はまったく楽しめませんでしたがw

 あともう1つ思ったのは、うちのサークルは蒼猫さんかトルネコ君がいないと、比較的大惨事になりやすいってことだなwwwwww
 歴代先輩までの含めて、この2人はいい意味でGMに協力的だし、シナリオブレイクもないし。ああ、自分で言っていて耳が痛いわああああwwwwwwwww
 もちろん他の人が悪いとかではなく、この2人が特にいいってことです。機会があればこの2人に、同時にリプレイに出てほしいですね。残り2人は惨事チームで。ああ、困る2人の顔を想像するだけでゾクゾクするうううううううううううううう(死んでしまえ

 そう考えると自分のキャラはほんとろくでもないなw
 ダブルクロスは、まあまだマシな方か。 
 たしか1回か2回善人もやったきがするが、背中がかゆくてさwwwwwwwwwwwwww
 S=Fでやった西品かなたってキャラが一番素でやったかもしれん。好き放題という意味でw
 SWのクソ神官アッシュ君もお気に入りだけど、あれはやっぱり同期4人+αくらいでやるのが一番楽しいなwそのメンツでやるともうRPも何もなく、素。つーかアッシュ君は回復が苦手ってくらいしかネタないけどなw

 ダブルクロスはヒロインだったつもりなのに、全然その気配がないよ、まむーんのアホ!wwww
 あ、俺がぶっぱしすぎたせいかな?wすいませんwwwwwwwww
 最終回ではヒロインらしくしますね><

 西品かなたは、まさに周りに迷惑をかけるタイプ(主にフォートレスで
 でも結構好きなので、機会があればまたよろしくお願いします><

 過去を振り返ってみた。これも3連休があるからできることだなー。

 あ、静岡いくときシナリオ2本用意していきます。
 1つはNW(S=Fかも
 1つはやっぱり六門でwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
 サブクラスとかの関係上、旧版でいくのでご安心ください。
 ヒロノリリプ読んでたら、やりたくなってきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

 ちなみに、メインはやっぱ六門だわ。お金をいっぱいもらえるシナリオにしようとおもいます。まる。

 それでは明日もこの時間に会いましょう。寝てるけど。

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赤い月の救世主1-6

 相手がどのような敵かわからない静華はに行動値にプラーナは使用せず、無難に行動を開始する。PLの予定通り、静華の先攻となる。

静華:まずはお手並み拝見。命中は21でダメージは33点。
GM:痛すぎだろ!(笑)。こちらも反撃!

 この反撃で静華は5点のダメージを受ける。まだレベル1の静華にとっては決して小さくないダメージだ。次のターンの先攻も取られ、さらに3点のダメージを受けるがそれでも静華は慌てない。

静華:なるほど、たしかになかなかです。ですがこれを受けても耐えられますか?ダメージ
に《収奪》も重ねます!

 静かな斬撃であった。しかし襲撃者は受けた痛みがそれだけではないことに気付く。まるで刀に自分の血を吸い取られているようなその感覚。その意味に気付く前に、襲撃者は崩れ落ちた。

静華:それなりでしたが、私の敵ではありませんでしたね。
GM:「へへ、いいのさ。俺はただの時間稼ぎだからな」そう言って不敵に笑い、襲撃者はさらさらと砂状になって消え去っていった。
静華:しまった、陽動だったのですね!

 珍しく静かな夜だった。ほのかが深夜に電話をしてくることもないし、夜中に窓から入り込んでのしかかってくることも無い。どこかで気味悪さを感じながらも、渚は久しぶりの安眠に浸りきっていた。

GM:まあそういうわけで渚さんに襲撃があるわけですが、気付くか知覚でお願いします。
渚:……3だから、9か(笑)。
GM:さすがにそれでは気付けませんね(笑)。では問答無用でこちらは攻撃します。

 寝ている渚は転倒状態として扱われたので、攻撃をかわせるはずもない。防御力も半分となり転倒状態で攻撃を喰らうのは大変危険である。

渚:さて、5以上を出さないと重症か、まずいな。出目は……5!痛いな、お前何者だ?
GM:「おっと済まねーなぁ。苦しまないように気絶させてやるつもりだったのに、ついつい力が入りすぎちまったぜぇ」と黒尽くめの男は嬉しそうに言っている。「どうだい、俺についてきて夜のデートとしゃれこまないか?」
渚:不適な笑みを浮かべて言おう。悪いな、デート券はすでに発行済みだ。お前の分はない。

 そう言って身構えた瞬間だった。渚は己の体に今までとは異なる、何かの力の蠢きを感じた。

GM:この瞬間に渚はウィザードとして覚醒します。サービスで1発敵を殴っていいですよ?相手はまだあなたが覚醒していないと思って油断していますから。
渚:そうか、それならば《ウェポン・フォーム》!黒い霧が敵に襲い掛かる。ダメージは26発だ!
GM:うわ、1発か!

 なんとか倒すことはできたものの、渚は多大なダメージを受けており、その場にうずくまった。

一樹:ウィザードとして覚醒してしまったか、このままだとまずいな。GM、襲撃があるちょっと前の時間が、見張りの交代時間だったりしませんか?
GM:じゃあそれくらいの時間だということにしよう。
一樹:ありがたい。それでは丁度交代しようとしていたところで、いそいで神和の家に向かおう。
静華:私は襲撃者と同じように窓から入ります。
渚:どいつもこいつも、入るときは玄関からにしろ。
GM:静華は一目見ただけでわかりますが、渚はすでにウィザードとして覚醒してしまっています。
静華:遅かった?でもまだどうにかなるはず。緊急事態のようなので、まずは回復魔法を使います。5点回復。
渚:傷が治っていく……?あんたらは何者なんだ?
静華:私たちは、ウィザードよ。

 渚が、初めてウィザードという単語を認識した瞬間であった。

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赤い月の救世主1-5

ミドルフェイズ4 魔術師たちの夜

GM:「今日は天気がいいから夕焼けも綺麗ですね~」3人で歩きながらほのかは笑顔です。そんな彼女を見ているかどうかはさておき、渚は知覚チェックを。
渚:知覚は苦手なんだよなぁ。ファンブル、マイナス4(一同爆笑)。
GM:当然なにも感じることはなく、渚とほのかの家に辿り着きます。「それじゃあ私たちはここなので。静華さん気をつけて帰ってくださいね~」
静華:ええ、それではまた明日。

 静華と別れた後、渚はほのかに押しかけられ、母と3人で無理矢理料理を手伝わされた。何で俺がという思いと共にどこか落ち着く日常。それはずっと続くのだろうという諦め半ばそして安心半ばといった気持ちで渚は生きていた。ほのかの作る料理はいつも通りとても美味しく、
小さな幸せをかみ締める。

GM:そうして美味しい料理をしっかり食べた後、ほのかは家に帰る前に言います。「それじゃあ渚さん、約束した明日の早朝トレーニング忘れないでくださいね!?」
渚:きいてねーよ!(一同爆笑)
GM:「何言ってるんですか。この前剣道の試合を見たときに是非ともあんな感じになりたくて、練習しようって言ったじゃないですか。忘れちゃったんですか~?ほらこの修行チケット。一緒に修行する時には使ってくれって言ったじゃないですか~」
渚:いってねーよ!

 いつものように振り回される渚であった。

GM:まあそんな風に和やかな会話がなされている一方で、職員室に戻った春人に、担当教官が話しかけてくる。「どうです、疲れましたか?」
春人:ええ疲れましたが、いい一日だったとも思います。
GM:「そうですか、それは良かった。ただ先生にお伝えしておきたいのですが、ウチのクラスには1人心配な子がいまして」
春人:神和……ですか?
GM:「悪い子ではありません。ですが彼には何か理由があってか、感情を素直に出さないところがあります。それが何なのかが、心配です。先生なら年齢も近いですから、話しやすい面もあると思います。余裕があるときでかまいませんから、少し彼のことを見てあげてください」
春人:わかりました、折を見て。そしてその後、内村さんと大宮さんと合流します。

 一樹、静華、春人は合流し、簡単な情報交換をすませ、渚の監視スケジュールをたてる。対して監視対象は……。

渚:なんとなく窓を開いて月を眺めるか。意識はしていないが、本能でどこか月に感じるものがある、みたいな。
GM:なるほど。そう感じて窓をあげると、そこには月を眺める先客が。渚の部屋の窓が開いたことにも気がつかず、ほのかはせつなそうに月を眺めています。
渚:何だ、月に変える算段でも立てているのか?
GM:すると一瞬驚いたような表情になった後、すぐにいつものほのかの顔に戻ります。「そう、私はかぐや姫、可哀相に渚さんと引き裂かれる運命なんです。とめて、私を止めてください、渚さんっ!」
渚:お前は……。
GM:「月は……好きですか?」
渚:そうでもないな。なぜかはわからないがイライラする。
GM:「私はなぜかなつかしくなるんです。あっ、もしかして本当にかぐや姫だったり!?」そう言って笑うほのかの顔はいつものものです。

 いつもの見慣れた顔のはずなのに、どこかに違和感を渚は覚えた。しかしそれが何を意味するのか、渚にはわからなかった。

GM:では監視組にいこう。まずは静華さんですが。
静華:とりあえず神和さんの家の周りをうろうろしながら監視しましょう。
GM:一歩間違えば不審人物は君だな(笑)。しかし今回は先客がいるようで、黒い人影が2つ、彼の家の周りにいる。
静華:気付かれないように、そっとその2人に近付きます。
GM:2人は黒いローブを身に纏い、フードも目深に被っているため、ちょっと顔は確認できない。背格好はあまり大きくなく、中学生くらいでしょうか。
静華:では近付いて声をかけます。何をしているんですか?
GM:すると2人はばっと駆け出して逃げていきます。
静華:内村さんの話からなんとなく類推はできますし、無理して追いかける必要はないでしょう。
GM:そう思って君が2人を見送ったところで知覚のチェックをお願いします。
静華:14です。
GM:では静華は後ろからの斬撃をかろうじてかわすことができる。
静華:危ないですね。
GM:「貴様、こんなところで何をやっている?」
渚:お、ガラが悪いな~(笑)。
静華:ただの夜のお散歩ですよ、と余裕の笑顔を崩さずに。
GM:「それにしちゃあ、身のこなしが只者じゃねぇなぁ」黒いローブに身をつつんだそれは身長は1メートルくらいで、手にはギラギラと怪しく光るナイフを持っている。
静華:それはあなたも同じでしょう?と月衣から日本刀を取り出します。
GM:了解、それじゃあ戦闘だ!


とんでもないところで切れててサーセンwwwwwwwwwwwwww
この先の切れ目だと来週更新できない自信があるw

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赤い月の救世主1-4

ミドルフェイズ3 尾行×2

春人:それじゃあある程度方針も定まったところで、俺はまだ残務があるから皆を送り出します。もう遅いから寄り道などはせずに帰るんだぞ~。
GM:ほのかはそんな春人に手を振って見送った後、残った2人に話しかけてきます。「お二人はどのあたりに住んでいるんですか~?一緒の方向ならせっかくですし、一緒帰りませんか?」
一樹:いやすまない。僕はまだ転校手続きの書類を全部書ききっていなくて、職員室に寄っていかなくちゃいけないんだ。
GM:「そうなんですか~、残念です。静華さんは?」
静華:私はこれこれの方向です、とハイム絶滅の方を指します。
GM:「じゃあ一緒の方向ですね~、渚さんよかったですね~、両手に花っ娘ですね!」
一樹:意味が分からん……(笑)。
渚:俺はそんなほのかを無視してさっさと帰り始める。
GM:ほのかはそんな渚を慌てて追いかける。「なんでそんなにそっけないんですか~、もうかれこれ20年の付き合いじゃないですかっ」
渚:俺もお前もまだ18だろ!(笑)
一樹:まあなんだかんだで仲が良いというのはよくわかった(笑)。3人で歩いているのを尾行しながら、周りに別の気配がないかを探る。

 一樹の鋭敏な感覚は、彼のさらに後ろから自分たちを尾行している者の存在を捕らえた。もちろん自分が渚を尾行していることなどは気付かせない。

GM:「静華さんはここに来る前にどこの学校に通ってたんですか~?」
静華:ああ、ええと……、仙台ですね。
GM:「まあ聞きまして、仙台ですってよ、奥様!奥様~!?」
渚:(無視して)そんな振りに突っ込んでいられるか……。
GM:「ごめんなさいね~、静華さん。ウチのカミさんはツンデレなんですよ~」
静華:いえいえ、気にしていませんので。それにしても本当に仲が良いんですね。
一樹:俺は曲がり角のあたりに隠れて、後ろから尾行してきた奴を確認する。
GM:すると、後ろからつけてきていた人物の確認が出来る。尾行者は2人、左右対称のサイドポニーが特徴的な双子だ(一同爆笑)。
一樹:アンゼロットからの情報に彼女たちのことは入っていた?
GM:そうだなぁ……面白そうだから入っていないということで。
一樹:それならば顔を記憶しておこう。
GM:ぱっと見は元気そうな双子の美少女という感じだね。サイドポニーの位置が違うくらいしか2人の容姿に差異は見て取れない。ものすごく楽しそうに尾行している。
一樹:地図を持って彼女たちを角で待ち構える。
GM:すると彼女たちは「きゃっ」と悲鳴をあげて転んでしまいます。相当驚いた様子に見える。
一樹:それにはこちらも驚いた振りをしながら手を差し伸べます。「ごめん、おどろかせてしまったみたいだね」右ポニーの子の方に先に手を伸ばす。
GM:彼女らは輝明学園の制服に身を包んでいる。タイの色から、一年生だということがわかる。「びっくりした~」「ほらっ、りりちゃん尾行を続けないと!」などと言っています。
一樹:尾行?穏やかじゃないね。一体誰を尾行しているんだい?
GM:「前のあの人ですよ~」声をハモらせる。
一樹:ああ、神和のことか、と演技して言う。
GM:「渚先輩のこと知っているんですか!?」
一樹:ああ、とはいっても今日知り合ったばかりだけど。今日輝明学園に転入したばかりだからね。君たちは神和の後輩、だよね?
GM:「はい、超☆後輩です!」
一樹:そうなのか。あ、いいのかい?随分神和に離されてしまったけれど。もうちょっと尾行を続けようよ、面白そうだしね。
GM:「だめですよ先輩、そういう悪趣味なことは!(一同爆笑)」「あーあ、先輩怒られちゃってる~」「今は先輩の道案内が先ですっ!」りりとるるはそう言い出す。
一樹:それじゃあお願いできるかな。えっと君たちの名前は?
GM:「御堂りり・るるでーす!」彼女たちはハモってそう言う。

 一樹はりり、るると連れ立って歩き出したが、彼女達の表情をつぶさに観察することはなかったが、もし見ていたらすぐにでも剣を抜いていたであろう。それくらい彼女達の笑みは無邪気であり、酷薄なものであった。

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赤い月の救世主1-3

ミドルフェイズ2 素敵な放課後の校舎案内
一樹:放課後になったら渚に話しかけようとするけど。
GM:渚はほのかに言い寄られて、デートの誘いをかわそうとしている状況ですね。
一樹:じゃあまずは、ほのかの方に話しかけよう。諫谷さん、で良かったかな?
GM:ではほのかの大きな目をぱちくりさせて一樹のほうを見る。「はいそうです、オールオッケーですよー」
一樹:この学校にきたばかりでまだ不案内なものだから、ここを案内してもらいたのだけれど……。
GM:「あっ、たしかにそれは重要ですねっ。渚さんデートは校舎案内デートにしましょう!あっ、大宮さんも一緒にどうですか~?」
静華:できればご一緒させていただけると助かります。
GM:「じゃあ決まりですねっ。あらためましてはじめまして、私は諫谷ほのかといいますっ。こちらは渚さん、ちょっとツンデレですけど優しい人なんですよ~」
一樹:ふむ、渚くん……でいいのかな?
渚:神和だ。そっちで呼んでくれ。下の名前で呼ばれるのは趣味じゃない。
GM:じゃあ渚にほのかが詰め寄る。「なんでですか、渚さん。渚さんの渚って名前私は大好きなのになんで渚さんは渚って呼ばれるのを嫌がるんですか渚さん?(一息)」(一同爆笑)
渚:(こめかみをおさえながら)お前はもう諦めた……。
GM:「おおー、これぞ相互理解の賜物、って奴ですね~」
一樹:それはともかく(笑)。じゃあ神和、できれば君にも案内をして欲しいのだが。僕と大宮さんの2人を、諫谷さん1人で案内するというのは大変だと思うし。お願いできないかな?とにこやかに。
渚:それはうさんくさそうに見る(笑)。
GM:そんな風に君たちが和やかに放課後の相談をしていると、廊下の方に教育実習で来ている、五十嵐先生がいる。ほのかはそれに気付いて声をかけます。「あっ、先生!」
春人:おや、君たち何をしているんだい?
GM:「今から校舎案内をしようと思っていて。あっ、せっかくですから先生もどうですか~?」
春人:ふむ、私もまだこの学校のことは良く分かっていないから、誰かに案内を頼もうかと思っていたんだ。よろしければお願いできるかな?
GM:「おお、それはスペシャルエクセレントグッドタイミング!宇宙開闢以来、このような素晴らしいことは滅多にないですよっ!」(一同爆笑)
渚:俺はそんなほのかを見てもう諦めている(笑)。
GM:「ええ、ここは渚さんに任せてください。ばっちり案内してくれますから!」
渚:しかしここの校舎の案内は場所によっては命がけだろう、大丈夫なのか?
GM:ほのかは軽く笑います。「たしかにそういう場所もありますねぇ。だからそのあたりは上手くスルーしていきましょう~」
渚:ここは屋上、ここはトイレとか見ればわかるような適当な説明をしていく。
GM:そのフォローをほのかは満面の笑みでしていきます。ここの神社には伝説の樹と呼ばれている場所があるんですよ~みたいな感じで。
一樹:その樹の下で告白すると永遠に結ばれそうだな(笑)。
GM:「渚さん、2人であの樹の下にいきましょう」(一同爆笑)
渚:あの樹のあたりは立ち入り禁止になっているはずだろう。
GM:「おお、さすがは私の渚さん。物知りですねっ」
一樹:お2人は随分仲がよろしいのですね。
GM:「当然ですっ、私たちはスペシャルグレートデリシャスな幼馴染ですからっ」
一樹:なるほど……。

 一樹は呟きながら、アンゼロットからの依頼の話を思い出していた。

GM:アンゼロットは宙に映し出された映像を指し示します。「この方は神和渚さんといいます。彼はたしかにウィザードとしての能力を持っているはずですが、未だ覚醒しておりません。ですが彼には特殊な能力がすでに現れています。私達はそれを仮にデモンパラサイトと呼称しています。おそらくは魔物使いの魔物の一種……亜種と呼ぶのが正しいのでしょうか。ともかくそのような能力をすでに具現させています。本人の自覚は無しに」
静華:そこまで警戒されているとは、その能力は余程強力なものなのですか?
GM:「ええ、今回の赤い月が出ないことについて、彼の力が関わっているかもしれないと私個人は考えております」
一樹:それはどのような形でですか?
GM:一樹の質問に対し、アンゼロットは言葉を選ぶようにゆっくりと話す。「その質問に答える前に彼の状況を説明しておいたほうがいいかもしれませんね。彼自体は先ほども言ったとおり、ウィザードとしては覚醒していません。しかしながら月匣の中でも彼は平然と動くことができたという報告がされています。力の具現自体もすでに起きているようです。つまり彼は自覚なしにウィザードとしての力を振るっている、という中途半端な状態ということができるでしょう。さらに彼が無自覚に何らかの力の行使を行った後のタイミングで、赤い月が消失したという報告もされています。しかしそれがどのような力なのか、さらに本当に彼の力によって赤い月が消失したのかまではわかっていません。あくまでもタイミングが重なっただけかもしれません」
一樹:最近赤い月を見ないとは思っていましたが、そのような由々しき自体になっていたとは……。
GM:「内村さんの仰る通り、これは由々しき事態です。赤い月がでるというのはエミュレイターの襲来を告げるものであると同時に、世界結界の我々への警告でもあったのですから。それが無くなったということは、世界結界に何らかの影響があったと考えられます。いえ、それならばまだ良いのですが……」
春人:世界がエミュレイターを脅威として感じなくなっている、世界にとって当たり前のものだと定義され始めている、と考えられますね。
GM:「その通りです。それがもし彼に憑いている力のせいならば、それを抑えなくてはいけませんし、ウィザードとしての正しい覚醒を促す必要があるでしょう。そしてもしエミュレイターとして覚醒するようなことがあるならば」

 彼女はそこで一度言葉を切り、彼らを真っ直ぐに見つめ、迷いのない口調で言い切った。

GM:「彼を、殺していただきます」
一樹:なるほど、世界に都合が悪い彼の存在を消せ、と。
GM:「そのような状況になってしまえば、残念ながらそうせざるを得ません。ですからそのようなことがないように、彼が正しくウィザードとして覚醒するように貴方達をつけたいと考えているのです」
一樹:(名案を思いついたような笑顔で)そのようなことなどせずに、最初から彼を消してしまえばいいではないですか。
GM:一樹のその言葉にアンゼロットは悲しそうな顔をみせる。「たしかにそうするのが早いという考え方も根強くあります。ですが私はそのような方法は決して望ましいものではないと思います。彼もれっきとした1人の人間なのです。生きる権利、そして自分の運命と戦う権利はあるはずです」
春人:私もその考えに賛成です。まだ悪と決まっていないものを、疑わしいからと罰することは決して正しい行為とは思えない。
一樹:(表情は変わらず笑顔で)しかしこれは世界の危機だ。世界と1人、比べるべくもないと思うが?
GM:「内村さんの仰ることは一々もっともです。ですがそれでは手段を選ばずに行動するエミュレイターと変わりません。私達はエミュレイターではなくウィザードなのですから。どちらかではなく、どちらも救っていただきたいと私は考えています」
一樹:非効率的だとは思いますが、趣旨は理解しました。さっそく作戦の中身に話を移しましょう。彼の制服は、輝明学園の物のようですが。
GM:「そうですね。ですのであらかじめ彼に近付きやすいように、転校手続きをとっておきました。内村さんのように元からここの学生であれば問題ないですが、他の方はそうではないですしね」
一樹:了解しました。他の2人は知りませんが、私はこの依頼を受けることにします。
春人:私も受けますよ。魔術協会からすでに指示も出ていますし。
静華:私も受けます。このような由々しき事態を目の前にして、背を向けるなどウィザードとして不適格でしょう。
GM:「皆さんありがとうございます。どうか彼の資質を見極め、彼を正しい覚醒へと導いてあげてください。いつまでも現在のような、未覚醒の状態が続くとは考えにくいですから。貴方方が必要だと判断されたなら、彼に世界の真実を告げていただいてもかまいません。もちろんタイミングは見定めることが大前提ですが」

 アンゼロットの真っ直ぐな瞳に見送られ、3人は輝明学園へと向かうことになる。

GM:と、そのような話もあってシーンは現在に戻ります。「ここは男子トイレです~、ちょっと女子のに比べて設備がイマイチなんですよね~」と、ほのかの案内が続いています。
渚:なんでお前が知ってるんだよ(笑)
GM:するとほのかは頬を少し赤らめて言う。「何言ってるんですか、一緒に入ったじゃないですか。忘れたんですか?2人っきりのトイレでのあの出来事を……」
一樹:仲がよろしいことで(笑)
GM:万事こんな調子でひとしきり校舎の案内は終わる。「大体これで全部だと思います~。これからもし困ったことがあったら、びしばしっとこの渚さんに言ってください!ちょっとツンデレはいってますけど、すぐにデレになるので~」
渚:お前は……。
GM:「何にせよお疲れ様でしたっ!もう遅いですし、帰りましょうか~。さ、渚さん行きますよ~、手伝っていただいたお礼にご飯作ってあげちゃいます!」
渚:お前の飯はともかく、さっさと帰るか……、と俺は帰ろうとするが。
一樹:ふむ、それじゃあGMここで一旦シーンを切って作戦会議したい。
GM:どうぞ~。
一樹:まず監視のため、神和の家の近くに住みたいんだけど、手配できる?
GM:なるほど、じゃあそれは彼の家の近くにあるハイム・絶滅というところに、一樹の部屋が用意されていることにしよう(一同爆笑)。ここの201~203号室に3人は住んでもらうということで。

 その後、尾行役や方針等を話し合う3人。渚役とGMは暇な時間である(笑)


 切れが悪いが続くwいや、この先も長いというか、毎週更新のためにはこのあたりでぶった切るのが無難といいますか・・・w

 ちなみにボクがリーチ・フォー・ザ・スターズを買った記念+ナイトウィザードのセカンドエディションがでる記念に、個人的にセッションをしたいところです。
 場所はどこがいいんだろ、静岡がいいのかねぇ。
 シナリオは半分くらいでていて、まさに総決算風味。
 まずルールですが、NW単体を予定。いや、計算が楽なもんでwこのあたりはいや、S=F環境にしてくれとか言われたらひょこっと変えますが。
 レベルは……自分でも怪しいと思いますが、24です。
 え、なめてんのか?高すぎる?いえいえ、この24レベルというのがギミックになってるんです、割とマジで。
 ほんとですよ、ほんとですよ……?

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赤い月の救世主1-2

赤い月の救世主 第1話 「月が出ていない」その2
ミドルフェイズ1 楽しいHR

GM:さてさて素敵な朝のイベントも終わり、無事渚は学校に着き、只今は朝のHRです。渚が窓際の一番後ろの席でその隣をほのか、ということにしておきますか。
渚:お約束だな(笑)。俺はいつものように頬杖をついてたそがれている。
GM:「渚さん、渚さん。そんな風にしてぼ~っとしていると、たそがれキャラになっちゃいますよ?たまには雰囲気変えていきましょうよ!キャラチェンです、キャラチェン!」
渚:じゃあお前が先に変えろよ。
GM:「えっ、そうですか?じゃあどんなキャラがいいですか?試しに言ってみてください!」
渚:じゃあ無言系でずっと黙っていてくれ。
GM:「無言系ですね、任せてください!こう見えても私、無言系とか得意なんですよ。黙らせたら天下一品、もうものすごいですよ!?」(一同爆笑)
渚:いいから黙れ(笑)。

 2人がいつものように仲良くじゃれていると、担任の教師が入ってくる。いつも通り日直の掛け声と共に行われる挨拶。しかし今日はその後小さなイベントがあるようだった。なぜなら担任の教師はその後ろに3人連れていたからだ。

GM:担任の教師が連れてきているのは3人、男2人に女1人でございます。
春人:それってもしかして俺たちなのか!(笑)
GM:「よーし皆喜べ~、転校生の紹介だ。ま、男どもが喜ぶような子は1人しかいないけどな!そして1人は転校生じゃなくて、大人だ~。先生うっかりしてたな~、1人は教育実習生だから、皆ヨロシク!残りの1人は謎の男子転校生に、もう1人は魅惑の女子転校生だ~!」
一樹:謎、なのか?(笑)
GM:「そうだなまずは~、脇役の話題の教育実習生からいってもらおうか~!」
渚:話題なんて1つもなくなかったか?(笑)
GM:(スルー)「さあ皆、今から神秘のベールがはがされるぞっ、どうぞっ!」
春人:えーと、ここで教育実習生をやることになった五十嵐春人といいます。短い間だとは思いますが、皆よろしく。
GM:春人の自己紹介が終わると同時に、後ろに控えていた、3年A組楽団が小太鼓や大太鼓を打ち鳴らし、場を盛り上げる(一同爆笑)。
一樹:さすが輝明学園だな(笑)。
GM:「よーし、次だ。喜べ女子、男子だ!」
一樹:では笑顔で言う。はじめまして、父の都合で急な時期の転校となりました、内村一樹といいます。よろしくお願いします。
GM:「最後は男子お待ちかね、女子だ、よろしく!」
静華:大宮静華と申します。これからよろしくお願いします。
GM:ではその自己紹介を聞いて、男子は大盛り上がりだ。一番後ろではほのかが顔を輝かせて渚に話しかけてくる。「渚さん、渚さん。美少女、美少女転校生ですよっ!?」
渚:あーそうだな、と興味なさそうに言う。
GM:「チャンスですよ、チャンス!私たちの前の席がなぜかそれぞれ空いています!」(一同爆笑)
渚:あー、そうだなぁ。
GM:「興味、ないんですか?」
渚:ない。
GM:するとほのかはとても悲しそうな顔で言う。「もしかして、渚さん、男性が好きなんですか……?」(一同爆笑)
渚:お前のその質問、何回目だ?
GM:するとほのかは懐からメモ帳を取り出してそれを見る。「う~ん、1085回目ですねぇ」
渚:じゃあその経験から答えを導き出してくれ。
GM:「ということは……渚さんは男性が好きってことですね?」ほのかの表情はどこまでも悲しげだ(一同爆笑)。
渚:もう好きにしろ(笑)。
GM:2人がそうやってイチャついていると、先生はちょっと教室内を見渡します。「え~っと、そうだな。丁度神和と諫谷の前が空いているな。とりあえずそこに座ってもらおうか。そうだな~、諫谷の前に……ウッチャン!神和の前にOちゃんでいこう!」(一同爆笑)

 どこにいきなり生徒に怪しげなあだ名をつける先生がいるのか。

春人:じゃあその強引なあだ名に苦笑しながら席につこう。後ろのほのかによろしく、と挨拶しよう。
GM:ではそれには「よろしくお願いしますね~」と素敵な笑顔で応える。ちなみに客観的に見ると、ほのかはものすごい美少女なのでよろしく。
静華:私も挨拶だけはしておきます。
一樹:そしてさりげなくチェックする。渚はアンゼロット宮殿で見たホログラムの顔ですね?

 神和渚、それが3人の今回の依頼の目標であった。その彼を確認し、一樹は依頼実行モードへと移行する。


ごめん、ここで疲れたw

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赤い月の救世主1-1


 あるべきもの、それは赤い月
 しかしそれが失われしとき、世界は大きく動き出す
 1人の少年が覚醒するとき、赤い月の物語が始まる

 ナイトウィザード 赤い月の救世主 第1話
 「月が、出ていない」
 お前が護るべきものは、何だ!?

オープニングフェイズ1 月のない夜に

GM:では早速はじめましょうか。まずは静華のシーンから。深夜、君はエミュレイター退治の依頼を受けてここ、ビルの屋上に立っている。
静華:今宵も月が綺麗ね。
GM:静華は吸血鬼達のリーダーであるレオンハルトからの命を受け、ここまでエミュレイター退治にやってきたわけです。そして、そいつはすでに現れている。それは君の勘のようなものだ。しかし外れていないという確信がある。
静華:いつまでも隠れていなくてもいいわ。そこにいるのはわかっているから。
GM:すると物陰から異形の者が現れる。手には巨大な斧をもち、静華を睨み付けるその姿は正に悪そのもの、といった感じだ。だが獲物を見つけた、と思ったそのとき静華は違和感を感じる。
静華:その違和感は?
GM:月だ。エミュレイターが現れれば空には赤い月が浮かぶはず。それなのにそこに浮かぶのはただの白い月、1つだけ。
静華:妙ね、と呟きつつもまずはエミュレイターの排除を優先。日本刀を抜き放ち、切りかかります。

 戦い自体はすぐに終わった。腕利きのウィザードである静華に並みのエミュレイターがかなうはずもない。すぐにそれは日本刀の一振りによって、この世界での存在を失った。

静華:他愛もない……。
GM:エミュレイターは溶けていきながら言う。「くう、たしかに俺はやられてしまったが、貴様自分の体の異変には気がついていないようだな。これからは貴様らの時代は終わりだ。あの御方が覚醒すれば、俺達の時代がやってくる。それまでおびえて暮らしていくのだな!」丁度そこまで言ったところでそれの姿は溶けきって、なくなってしまった。
静華:何かが、起ころうとしている……?
GM:そう呟いた時、君の0-Phoneがけたたましく音を鳴らす。この着信音はレオンハルトのものだ。
静華:何かの用かしら?

 レオンハルトからの連絡は新しい依頼の話。それを了承した静華はその場所へとゆっくり向かっていった。


オープニング2 とある電話番の昼下がり

GM:さあて、次は春人のシーン。君は由緒ある魔術学校の事務員。今日も事務員らしく、電話番をしてる。そしてそんな時、いつものように電話がなるのだ。ジリリリリリ。ジリリリリリ。
春人:アナログですねぇ(笑)。何はともあれお仕事なので電話を取ります。「はい、お電話ありがとうございます、魔術学校です」
GM:「ワシだ」
春人:わかるわけないでしょう!(笑)
GM:「ふむ、そうかワシはマーリンじゃ」
春人:おお、そうでしたか。これはマーリン様、本日はどのようなご用件で?
GM:「うむ、君は五十嵐春人君、でよろしいな。君と話がしたいのでな。電話をさせてもらった。とはいえ電話で話せるようなことではないので、こちらまで来てもらえるかな?」
春人:はあ、それはかまいませんが、そちらまでお伺いするには時間がかかると思うのですが。
GM:「ああ、それには及ばん。ワシの方で転移用のゲートの魔法を用意しておいた」そう言った後、電話口の向こうでブツブツとマーリンが何か呟いたかと思うと、春人の真横に、魔法のゲートが現れる。「それを通ってくればワシの部屋に直通じゃ」
春人:なるほど、余程急ぎのようなのですね。すぐにそのゲートに入りましょう。
GM:すると君はいつの間にかソファーに腰掛けている。その前の椅子に座っているのはマーリンその人だ。彼は挨拶もそこそこにすぐに本題を切り出してくる。「君は輝明学園という学校は知っているな?」
春人:はい、存じていますが。
GM:「ならば話は早い。君にはそこに教育実習の教師として赴任してもらいたい」
春人:そこに何かがある。そういうことですね?
GM:「その通りじゃ。そこには神和渚という少年がいる。彼の護衛を頼みたい。彼はウィザードの資質を持っているがまだ覚醒はしていない。具体的な話は、私にこの話を持ってきた人物から直接聞くのがよかろう」
春人:そこへはどうやって行けば?
GM:「深夜0時に、道を歩いていれば自ずとその場所へとたどり着いているじゃろう。あそこは、そういう場所じゃ」
春人:了解です。それでは早速準備に取り掛かりますか。

 久しぶりに電話番以外の仕事だ。しかし、彼の魔術師としての勘は、この仕事に何か違和感を感じていた。


オープニング3 エージェント

GM:さあ、次の舞台は絶滅社です。一樹は絶滅社からの呼び出しを受け、すぐにやってきた。
一樹:遅れて申し訳ありません。諸般の事情により少々遅刻してしまいました。
GM:「君にしては珍しいな、3分も遅刻するとは。まあそれはいい。早速任務の話に移ろう」
一樹:任務とは?
GM:「俺の口からは言えない。そういったレベルの話のようだ。まあ現地で直接話を聞いてからでも、君の任務遂行能力なら十分可能であろうという、上の判断だ。深夜0時、空をウィッチブレードで飛んでいれば、迎えがくるらしい」
一樹:了解しました。内村一樹、これより任務に当たります。
GM:「期待しているぞ」

 いつも通り、すぐに終わらせる。ただそれだけのことだ。一樹はそう思いながら夜の街へと姿を消した。


オープニング4 白亜の宮殿

 0時0分00秒、おそらくそれぞれの方法で目的地を目指していた3人のウィザードは一様に不思議な浮遊感に包まれ、気がつけば見知らぬ空間へと来ていた。
 そこに聳え立つのは白亜の宮殿。荘厳で、それでいてどこか包み込むようなその建築物は、見ただけでそこの主が並みの人物ではない、ということを3人に確信させた。

GM:一樹、春人、静華の3人は浮遊感に包まれたかと思うと、気がつけば白亜の宮殿の前に立っている。それぞれ周りを見渡せば、見知らぬ奴がそれぞれお2人ずつ近くにいますね。
一樹:失礼、貴方達はこの宮殿の関係者ですか?
春人:う~ん、正確には関係者というわけではないのですが、ここに用事があるという意味でしたら関係者でしょうね。
静華:私も同じ。ここの住人ではないけれど、ここに用事はある。
一樹:そうなんですか。
春人:もしかしたら私たち3人が同時刻に現れたということは、同じ依頼を受けたのかもしれませんねぇ。
GM:ではそう言っていると、向こうから白塗りのリムジンがやってくる(笑)。
春人:怖っ!それは怖いですね(笑)。
GM:でもなぜか怖くないんだ(笑)。君たちがそのベンツを眺めていると、中からきっちりとしたスーツに身を包んだ、上品そうな初老の男性が出てくる。「これはこれは。お待たせしてしまい、誠に申し訳ございません」
一樹:いえ、大して待っていたわけではありませんから。あなたが今回の依頼人ですか?
GM:「いえ、私ではなく、私の主人が今回の件の依頼人でございます。私は皆様をお迎えにあがった者です」
一樹:なるほど。それではよろしくお願いします。

 リムジンは10分ほど走った後、白亜の宮殿の入り口へと一行を導いた。

GM:遠くから見ても圧倒されてしまうような雰囲気だけど、中に入ると、その素晴らしさはもう言葉では表現できない。どこまでも続くかのような廊下は、塵ひとつなく、磨き上げられた大理石でできている。内装として飾られているものは、どこまでも上品で、質もさることながら調和を一番に考えられたものだ、ということが素人目にも分かる。
一樹:このような場所に住んでいる人物というのは……余程やんごとなき身分の方なのでしょうね。
GM:それには執事は何も応えず、ただ深々と礼をするだけだ。やがて着いた応接間で、君たちが1,2分ゆっくりしていると、奥の扉が開き、そこからは長い銀髪を揺らしながら、1人の美少女が現れる(一同爆笑)

 なぜ爆笑するのか!(笑)

一樹:この娘が依頼人?とてもそうは見えないが……。
GM:そう君は思った刹那、彼女から感じられる圧倒的なまでのプラーナ量を感じて確信する。彼女こそが、今回の依頼人だと。そしていつの間にか頭を下げているのだ!(一同爆笑)。
まあ、それはともかく彼女は優しげに微笑みながら君たちに語り掛けてくる。「皆様、こちらからお呼びしたのに、おまたせして申し訳ありません。わたくしの名前はアンゼロット。この宮殿の主人であり、今回の依頼人でもあります。優秀な人材として、貴方たちの上司から紹介を受け、ここに招待させていただいた、という形になります」
一樹:いえ、優秀などとはそんな。
静華:私が優秀なのかどうかはさておき、それだけ優秀な人材を求めているということは、大事なのですね?
GM:アンゼロットは静華のその質問に重々しく頷く。「赤い月はエミュレイターが現れる証、というのは知ってらっしゃますね?」
春人:まあそれが常識ですからね。
GM:「ですが」ここでアンゼロットは一旦切り、言葉を捜すような素振りをしながら、再び口を開く。「今、エミュレイターが現れても赤い月が出ないという現象が多発しています。彼らが活動しているのにもかかわらず、赤い月がでないということ。これはつまり世界結界になんらかの異変が起きていると考えるのが妥当でしょう」
静華:ということは、私たちはその調査をすれば?
GM:「いえ、それは私達の方で行います。貴方達にやっていただきたいことは、ある意味ではもっと重要なこと。とある人物に関する仕事です」

 アンゼロットがそう言いながら指し示した場所に、ホログラムが出現する。そこにいた人物は……。


オープニング5 変わらぬ日常

 爽やかな朝、世間ではそう言われるのだろう。だが渚にとってはいつものつまらない日常をつげる、うざったいシグナルでしかない。

GM:さてお待たせしました。ようやく渚さんのシーンです。あなたが目を覚ますのと同時に、階下から母親の声がかかる。「渚、朝よーっ。そろそろ起きなさい!」
渚:うるさいな、と呟きつつ階下に降りよう。
GM:ではそこにはいつも通り満面の笑みのお母さんが。「おはよう渚!今日はお母さんの特性トースト、小麦粉から作っちゃったわ!」(一同爆笑)
渚:マジで特性なのかよ!(笑)。まあもそもそと食べよう。
GM:ではそののんびりした様子をみてお母さんが怒る。「もうっ、何のんびりしてるの!ほのかちゃんいつも通り迎えに来てくれてるんだから、早くしないと!将来ウチにお嫁に来てくれる子なんだから大事にしてね?」
渚:勝手に決めるなよ!(笑)
GM:でもお母さんはそんな渚の発言はスルースルー。「ああっ、青春ねっ」とか言いながら浮かれてる(笑)。
一樹:なんだか変なジャムとか作ってくれそうだな。
GM:そ、そうだ!お母さんの見た目はどう見ても20台前半にしか見えない、そんなお母さん(一同爆笑)。
渚:おい、俺は18だぞ!?(笑)。とにかく俺は面倒くさそうに食べ、面倒くさそうに飲み、面倒くさそうに鞄を持って席を立つ。

 人生ダウナー系主人公、神和渚、18歳。

GM:じゃあその後姿にお母さんが声をかける。「今日はすぐに帰ってくるの?」
渚:別に何か用事があるわけでもなし。いつも通りすぐに帰ってくるさ。
GM:「駄目よそれじゃあ!たまにはデートのために寄り道してきなさい!」
渚:くだらん……。
GM:では渚はお母さんの、「育て方を間違ったかしらねぇ」という言葉を背にしながら、玄関へとやってくる。そこで待っているのは、長くて綺麗な黒髪と、大きくてぱっちりした瞳が印象的な、快活そうな少女。渚の幼馴染である、諫谷ほのかだ。「渚さん、おっはよー!今日も遅いですねっ!」
渚:スルースルー(一同爆笑)。
GM:「ちょっとちょっと渚さん!?(笑)。今日び男のツンデレは流行りませんよ?というかそろそろデレモードに移行しないと困るんですよ?」
渚:なんだよ、ツンデレって。
GM:「な、なんとっ!ツンデレを知らないのが許されるのは中学生までですよ!?」(一同爆笑)
渚:相変わらず朝から歪んでいるな。そんな事象はどうでもいいから、朝から俺に近付かないでくれ。
GM:「えっ、何で何で?ははぁん、さては……今朝は納豆だったんですねっ!?」(一同爆笑)
渚:……。
GM:まあこれがいつもの日常。君の朝はいつもこんなものだ(笑)。
渚:そんなのは、嫌だっ!(笑)
GM:そんな風に渚が苦悩していると、あっけらかんとほのかは言う。「も~う、いつまでゆっくりしてるんですか?早く学校行きますよっ?」
渚:わかったよ……。
GM:じゃあいい子いい子~と頭を撫でてきますが(笑)。
渚:触るな!(笑)。
GM:「はは~ん、やっぱり照れてるんですね。やっぱりツンデレですっ!」(一同爆笑)
渚:……早く行くんじゃなかったのか?
GM:まあそんなこんなであなた達が微妙な距離を保ちつつ、仲良く学校へと向かっていると「せんぱ~い」と後ろから声がかかります。
渚:避ける(即答)。
GM:じゃあグシャッっという音と共に1人の少女が地面に突き刺さる!そしてそのすぐ後ろから駆けて来た少女が抱えて起こします。彼女達の名前は御堂りりと、御堂るる。一卵性の双子なので2人とも同じ顔をしていますが、特徴的なところとしては、サイドポニーを縛っている位置が右と左で違います。「先輩、今日も反応いいですねっ!」と右ポニーにしている方が言います。
渚:お前達はいつもワンパターンだからな。
GM:では右ポニーの方は膨れますが、それを取り成すように左ポニーの方がポーズをつけると、2人で声を揃えて言います。「どっちが、りりちゃんでしょうかゲーム!」
渚:そう言ってポーズを取っているころにはすでに歩き出している(笑)。
GM:「ちょっと先輩っ!?泣きますよ!?(笑)」
渚:右がりり。またすぐに歩き出す。
GM:では二人は感心したような表情で言います。「やっぱり先輩はすごいですね~」
渚:行動パターンがいつも変わらないからだ。
GM:じゃあそれはスルーして、「先輩ずっと前から憧れていました。私たちと付き合ってください!」と言い出しますが。あ、ちなみにこれで500回目くらいの告白ですが。
渚:断る(即答)。
GM:じゃあ、るるがストップウオッチを止めて言います。「0.2秒!うーん、新記録まであと少しだったのにっ」(一同爆笑)
   「うーん、おしいですねぇ」とほのかも残念そうに(笑)。
渚:大体なんでこいつらは俺に付きまとうんだ。どう考えても最初の接点が思いつかないんだが(笑)。
GM:ああ、それはあなたがムシャクシャしている時に、りりとるるが不良に絡まれているのを見て、ストレス発散のために助ける名目で不良をぶっ飛ばしたのが馴れ初めです。それから懐かれてしまったわけですね。
渚:難儀な話だぜ。
GM:そんな渚を放っておいて、3人は盛り上がっている。
   「ほのかせんぱ~い、渚先輩が冷たいんですよ~」
   「う~ん、渚さんはツンデレですからねぇ~」
渚:また余計なことを教えるな……(笑)。
GM:だがこれが君の毎日の朝の光景だ(笑)。
渚:そんなのは嫌だっ!!(笑)。

 嫌は嫌なりに、安心できた日常。これからもこんなことがずっと続くのだろう。
 渚はまだ、そう思っていた。
 まだ、この時は。

というわけで10kヒットはこれをやっていくのが企画です。
歌姫シリーズは実は第1部はすでにテープ起こしが済んでいるのですが、
まあアップが面倒くさくて諸事情により休止中。

そんなわけでこちらをうまく進めていこうと。
ちなみにキャラの中の人やキャラ紹介はあえてやっておりません。

セッションに参加していない人で、ちょっと状況がわかりにくいという場合は
(多分わかりにくいと思う)
コメント欄などでお知らせを。その場合は簡単なキャラ紹介は作ります。

今回は、っていうかいつもテープ起こしをしている時に苦痛なのが
自分が女NPCをやっているのを聞くとき。
これはやばいんですが、今回のは今までの中で一番やばいwwwww
ほのか、りりるるは自分の悪ノリと投げっぱなしモードの時の状態を
さらに悪化させたキャラなんですが、コイツラはやばいです。
自分を殺したくなりますねww

まあ気長にっ!

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